アトリエアイズ

WORKS

了忍寺庫裏門徒会館(薩摩川内市)
Kagoshima


川沿いに建つ和風建築


住職ご家族、先代の2世帯住宅に  門徒会館、御講師が泊まられる部屋を 併せ持った  複合的な和風建築である。
細長い敷地形状の為 桁行き方向約40m 延べ面積約150坪の木造の住宅としては 当事務所としては最大の規模となった。
採光、眺望を南側の川内川に求め 居間  広間 客室等各居室を配置し 北側の 境内側に 庫裏 門徒会館 それぞれの 玄関 階段及び水廻りを設けた。 結果どうしても東西に長い中廊下ができ てしまう。 この長い廊下をどう対処するかが  設計上のポイントとなった。

① エントランスのニッチ
② 上部より光を落とす
光井戸(吹抜け)
③ 階段下の石庭
④ 室内より廊下に光を通してくれる
半透明ワーロン建具
⑤ 2階バルコニーに続くアルコーブ

と、考えられる建築的な仕掛けを 動線上のアイストップになる様 各所に 設けることで 長く単調になりがちな 廊下を 明るく飽きさせぬよう考慮し  単なる各居室をつなぐという 廊下本来の 機能の上に ギャラリーとしての一空間 としての 付加価値を持たせるよう考えた。
家
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