アトリエアイズ

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大善寺の住宅
Fukuoka


   
囲い込まれたデッキコートを持つ家


この住宅の敷地は 民間の不動産業者によって開発分譲された 幅4m~6m、長さ42mの引込み道路の突き当たり 廻りに既存の住宅・アパートが隣接し、唯一共有道路(4m)分が開けた 良好な住環境の確保が難しい敷地である。

施主の要望は以下の3点で
①車3~4台の駐車スペース
(敷地内での転回スペースを含む)
②プライバシーの確保(防犯も兼ねて)
③明るくより開放的に

敷地条件における問題点に対する解答が求められた。

まず、①に対する解答としては 南側住戸よりの日影をシュミレートして 日影を受ける南側の部分と 道路の延長となる西側の部分をL字型に空けるよう建物を配置して アプローチを兼ねて駐車スペース及び転回スペースを設けることとした

②③と相反する要望に対して、都市型住宅の定石である 「コートハウス」として対応することとした
リビング・和室・玄関アプローチにコの字型に囲まれたコート(デッキ)を 家の中心に用意し、そこに向けて住宅を開くことにより明るさを確保した。
又、コートを室内の延長と考えて、 開いた南側隣家部分にスモークされた 強化ガラスのパネルで囲い込むことにより隣家の迫る気配を消し より屋内的な屋外空間を作り出すことに成功した

この様に意識的に屋外空間を囲い込むことにより 空間内部ではより開放的で周囲とは関係なく 空を切り取り自然の光を享受することは 都市生活のスタイルの指針となるかもしれません
家
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